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黒部アルペンルートとトロッコ電車の旅  後編

「黒部アルペンルートと秘境 黒部峡谷トロッコ電車」ツアーの後編になります。いよいよ本命の黒部アルペンルートを辿って黒部ダムの見学に行きます。

ルートはこちら。

          


アルペンルートの特徴はなんと言っても色々な種類の乗り物に乗ることでは無いでしょうか。観光バス、トロリーバス、ケーブルカー、ロープウェーと。今回のツアーは立山側から扇沢へ向かいます。

ケーブルカーの乗り場である「立山」です。シルバーウィークということで駅前には多くの順番待ちの方がいらっしゃいました。こんな時はツアーは便利ですね。


ケーブルカーを撮影する余裕が無くて傾斜のあるホームの様子だけでもご覧下さい。


ケーブルカーの終点「美女平」からバスで室堂に向かいます。美女平は周辺は美女杉や野鳥の宝庫として有名です。途中で称名滝も見られます。紅葉も一部始まっていました。


バスの車内から落差350mの称名滝を見学。ここは滝を見るところとして設置されている場所です。


バスは室堂を目指してどんどん登っていきます。周囲の山並みが近づいてきました。


バスは「室堂」に到着。ここで散策と昼食を取ります。「室堂」には売店、レストラン、ホテルが完備されています。ここに宿泊するのも良いですが、気圧が平地の3/4で空気が薄いので健康体で無いときついかも知れません。



iPhoenのアプリ”Survival GPS”で高度をそくていしたところ2435mとでました。公称2450mですから程よい数値が出ていますね。これは使えます。



ホテルや売店が入っている建物です。この地下からトロリーバスが発着しています。
ここは寒かったです。平地は26~27℃でもここは10℃前後では無いでしょうか。行かれる方はしっかりと防寒してください。手袋が欲しいくらいでした。


室堂の見所の一つであるミクリガ池です。


池の土手に万年雪を見ることが出来ます。


立山玉殿の湧水です。ひしゃくが用意されており飲むことが出来ます。非常に冷たかったです。
 

連休で結構賑わっていました。


ここから立山トンネルトロリーバスに乗りロープウェー乗り場のある「大観峰」に向かいます。全線トンネルなので写真はありません。トロリーバスは延長3.7km、所要時間約10分です。


トロリーバスを降りて立山ロープウェーで「黒部平」に向かいます。このロープウェーの特徴は途中にに支柱が1本も無いことです。まさに動く展望台です。このケーブルは黒部ダム建設時には資材の運搬に使われていました。


眼下に「黒部湖」が望めます。


ロープウェーの終点「黒部平」です。


黒部ダムの一部が見えます。


ここ「黒部平」から黒部ケーブルカーで「黒部湖」へ向かいます。今度は待ち時間があったので
ケーブルカーの写真を撮影することが出来ました。


「黒部湖」に到着。黒部ダムは初めてでしたが、よくこんな巨大な建造物をこんな辺鄙な場所に建造したなと感心します。人間の力は偉大ですね。


この時期は放水が見られます。霧状に放水しているのは直接放水すると水の勢いで川底がえぐられてしまうので力を弱めるため霧状にしているとのことです。
 

黒部ダム建設で無くなった方の殉職者慰霊碑です。


この黒部ダムは関西電力のダムなんですが、何故北陸電力でも中部電力でもなく関西電力なのか疑問に思いませんか。私は疑問に思ったのでネットで調べてみました。簡単に言うと日本中の各河川には水利権が定められておりこの黒部川の上流は関西電力が権利を持っているんです。
上流、下流で分かれていたりもするんです。ちなみに黒部川下流は北陸電力です。現在の電力会社の前身である日本発送電株式会社が現在の電力会社に解体される時に各河川を割り振ったそうです。詳しくはこちらをご覧下さい。


「黒部ダム」からはトロリーバスで終点「扇沢」に向かいます。このトロリーバスは延長6.1kmで所要時間は約16分です。映画「黒部の太陽」の石原裕次郎さんの手書きの記念プレートが飾られていました。




トロリーバスはバスですが6台位が列車のように連なって走行します。また電気で走るのですが電気自動車とは違い、天井のポールを通して架線から電気をもらって走行します。したがって決まったところしか走行できません。


これが架線から電気をとるポールです。


ここからバスで北陸新幹線の「上田駅」に向かいます。

「上田駅」から北陸新幹線 はくたか574号に乗って東京に帰りました。初めての北陸新幹線です。


なんとなく東海道新幹線よりシート周りがゆったりしている感じがしました。もっとも感心したのは各席ともコンセントがついていることです。この写真は3人掛けの中央です。東海道新幹線は窓際のシートしかコンセント使えないですもんね。(最前部のシートは各席使えたような)


何事もなく予定時間に「東京駅」に到着し、帰路につきました。

結構忙しいツアーのように見えますが、乗り物に乗っている時間が長くてそれほど疲れない内容でした。もう一度行くとしたら室道へ向かうハイウエーに出来る「雪の大谷」を見てみたいですね。

<おまけ>

アルペンルートのお土産は「室道」のお土産屋さんで買った孫の手ではなく「伸びる熊の手」です。





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黒部アルペンルートとトロッコ電車の旅 前編

一泊二日で「アルペンルートと秘境黒部峡谷トロッコ電車」ツアーに行ってきました。

2回に分けて紹介します。

<1日目>



東京駅に集合して上越新幹線で越後湯沢駅まで行き、そこから長野交通のバスでトロッコ電車の発着駅がある宇奈月駅を目指します。トロッコ列車は宇奈月駅と欅平駅を運行していますが、今回のツアーでは宇奈月駅を出発して途中の鐘釣駅で下車し散策の後、来た道を宇奈月駅に戻るというルートでした。

私達を夢の旅に誘ってくれた長野交通さんの観光バスです。


宇奈月駅です。


黒部峡谷トロッコ列車の乗り場入口はこちらです。


こちらは駅前に展示してあるトロッコ列車です。大変きれいに手入れされています。実際に客車を引っ張っているのは次の写真にある電気機関車で重連(2輛)で運行しています。
でもこんな山奥にもかかわらず全線電化ですから凄いですね。私の近くには未だ電化されていないところもありますから。


宇奈月駅にある展望台から見たトロッコ列車です。


ここからは途中の風景をご覧下さい。
駅を出てすぐにある宇奈月発電所付近です。


新柳河原発電所付近には野生のお猿さんがいました。二匹仲よさそうですね。


同じく新柳河原発電所です。中世のお城のような造りです。


お猿さん専用の吊り橋です。ダムが出来て水かさが増えてお猿さんが対岸へ移動できなくなるため、対岸への移動用に作られたそうです。運が良いとお猿さんが渡っているところが見られるそうです。


お地蔵さんに見える岩です。




黒部出し平ダムだったかな?


途中駅でのすれ違いです。


鐘釣駅の名物である「黒部万年雪」スポットですが、今年は全て溶けてしまったそうで万年雪は見られませんでした。気温よりも谷川の水量が多かったことが原因のようです。


山の上らしくクモが湧き出てきます。トロッコ列車の客車は窓があるタイプもありますが
我々が乗車したのは窓が無いタイプでしたので、走行中は結構寒かったです。


支線があります。脇の看板には関西電力とありますがトロッコ列車を運営している黒部峡谷鉄道株式会社は関西電力グループなんです。この近辺の電源開発のために関電が造ったものなんですね。北陸なのに何故関電? と思われませんか。それは次回に説明します。


宇奈月駅に戻ってきた頃は日が暮れてきました。


トロッコ列車はきちんと整備されているので、走っていて危なっかしさはなくあんしんして乗車出来ます。反面崖っぷちや谷深いところを走るので見ていると結構スリルがあります。野生のお猿さんが見られたのも良かったです。紅葉の時期なら楽しさ倍増ですね。

<おまけ>

トロッコ列車乗車記念に鐘釣駅でチョロQ 黒部峡谷 トロッコ電車を買ってきました。








デフォルメされてはいますが細かいディテールも再現されておりスケールモデルっぽいです。

Amazonで販売しているんですがリンクが貼れないので、どうしても欲しい方はこちらからどうぞ

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パソコンや電子小物に興味があり始めたブログですがそれ以外の趣味であるプラモデルや最近ではエアソフトガン・モデルガンに興味が移ってきています。その他映画が好きなのでそちらの話題もちらほらと。

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